桐たんすは、昔から嫁入り道具の1つとしても使われてきた家具です。代々受け継がれてきた桐たんすはその分歴史もあり、想いもたくさん詰まっています。また桐で作られているため防湿性がある・虫が寄ってこない・倒れにくいなどの効果もあります。実際に阪神淡路大震災では家具が凶器になってしまいましたが、 桐タンスは軽く低重心ですので、家具たんすのように地震の一揺れで倒れてしまうことはなく、持ちこたえます。万一倒れても柔らかい素材ですので下敷きになっても致命傷にはなりにくいのです。そんなメリットいっぱいの桐たんすですが、近年は洋風な家が増えているため「和室にしか合わない」「置く場所がない」「桐たんすが部屋の雰囲気から浮いてしまう」などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?しかし、諦めることはありません。最近では桐たんすをリメイクすることもできるのです。桐たんすをオシャレに飾りたいのなら、部屋の雰囲気に合わせて色を塗りなおすこともできますし、取手部分の素材を変更することもできます。また、角を丸くしたり、部屋の置き場に合わせて数センチ削ったりすることも可能なんです。桐たんすの修理はもちろん、こういったリメイクをして愛着のある桐たんすを使い続けることをご検討されてみてはいかがでしょうか?