夏といえばお祭りの季節です。すでに浴衣を着てお祭りに行ったという方も多いと思います。また、今後、浴衣を着てお祭りに行く予定があるという方もいらっしゃるでしょう。最近では、和服を好む人が増えていると聞きますが、困るのは収納。普通の洋服タンスに収納したり、衣装ケースなどに収納したりする方々も多いとは思います。しかし、和服にピッタリの収納があるのをご存知でしょうか。それは、桐タンスです。桐タンスと言っても、通常のタンスからキャスター付きで2、3段だけのものなどさまざまなものが流通しています。なぜ、桐タンスが和服の収納にピッタリなのか。その理由としては、和服がシワになりにくく、また大敵であるカビや虫からも守ってくれるということが挙げられます。しかし、桐タンスが置いてあるお部屋の状況によっては、桐タンス自体が傷んでしまう恐れも。例えば、滅多に換気をしない、壁や他の家具との距離が近いという場合。室内には湿気がたまり、家具同士の隙間が狭いことでさらに湿気がたまりやすくなります。そのような状況では、桐タンスにもカビが生えてしまったり、湿気を吸い込んで膨張し、割れてしまったりしてしまうでしょう。もしも、桐タンスが壊れてしまったら、桐タンス修理をして再び使うこともできますが、できれば日頃から気をつけて配置や湿気に気を配るといいでしょう。