日本人は古くから桐を大切に育て、家財や楽器にして愛用してきた歴史ある植物です。 当サイトでは桐タンスについてご案内しておりますが、その桐の魅力をもっとお伝えするために、今回は桐はどのような植物であり、今までどのような形で私達日本人を支えてきたのかをご紹介致します。 桐は日本国内で取れる木材としては最も軽く、湿気を通さない・割れや狂いが起こりにくい・燃えにくい・音響に非常に優れている・成長が非常に早いという特徴を持っています。そのため、タンスだけではなく、金庫の中身や箏など楽器にも取り入れられていました。箏に至っては、最高級品になると相場で100万円を優に超えるほどのものになり、模様も美しく、潤いを含み、それでいて澄んだような音を鳴らします。 古来から鳳凰の止まる神聖な木であるとも言われており、天皇の衣類の刺繍、内閣総理大臣紋章、大学の校章などのシンボルにも使われています。 実は私達が普段何気なく使っている500円玉にも、桐の紋章が使われています。 このように様々なシーンで日本人に寄り添ってきた桐。この木材で作った桐タンスは非常に長持ち、いつまでも大切にお使い頂けます。表が変色してしまった、そんな場合も表面を削ることによってまた新品のように蘇るかもしれません。