普段から桐たんすをお使いの方も、倉庫に眠っていた桐たんすを修理に出してお使いの方も、日々のお手入れをきちんとしておくことが、桐たんすを長持ちさせるコツです。
1.設置は平らなところにする
良い桐たんすは、作られてから年数がたってもピッタリと引き出しと本体が収まるようになっています。ただ、傾いて設置すると、引き出しの開け閉めに支障が出てしまうので、平らな場所に設置するようにしましょう。
2.水拭きはしない
水拭きすると、タンスの表面のカビの原因になってしまいます。また、強くこすると表面の塗装が落ちてしまうこともあります。
桐たんすのお手入れは乾いた柔らかい布などでホコリを払う程度で大丈夫です。
3.油単を掛ける
油単は桐たんす用のカバーです。特に季節もののお洋服や、きものなどを閉まっているタンスは、普段あまり開け閉めしないものです。
日焼けなどを防ぐためにも、油単をご利用ください。
4.湿ったものを入れない
洗濯物などを入れるときは、しっかりと乾かしてから入れるようにしましょう。内部でカビが生えたり、ノミなどの繁殖の温床になってしまう恐れがあります。
しかし、長い年月を経れば色あせたり、接合部が緩んだりすることはありますので、その際は早めに当サイトにご連絡ください。