桐たんすは古来から日本人の女性の嫁入り道具とされていました。桐は非常に成長が早いため、女の子が産まれたと同時に桐を植えておけば、お嫁に行く頃にはたんすが一竿作れるぐらいの大きな木に育っています。 桐はもともとその高い吸湿性で、湿気から着物を守り、害虫やカビの発生などを防いできました。 また耐火性や吸音性にも優れており、古くからたんすだけでなく、様々な家財や楽器に使われてきました。 かつては桐たんすは着るものの保管だけでなく、三味線などの楽器を保管する際にも特注でつくられていました。三味線は非常に繊細な楽器です。三味線の胴に使われているのは猫や犬の革であり、これは湿気を含む季節などには非常に破れやすく、また交換には場合によっては数万円を越すものもあるのです。こうした高価な楽器を守るためにも使われていたほどに、桐は優秀な木材です。 もしも家に立派な桐たんすがある場合、せっかくならそれを活かして、大切にとっておけると良いのですが、大き過ぎる、デザインが家の雰囲気に合わない、壊れていて使えないといった様々な理由で、桐たんすを使えずにいる方も多くいらっしゃいます。 そんな方のために、当サイトでは桐たんすに関するお問い合わせを受け付けております。 修理はもちろん、リフォームもしたいという方は是非一度当サイトにご相談ください。