桐たんすに使われている桐は日本人が古くから愛してやまない木の種類です。 非常に軽く、耐火性に優れ、割れたりすることも少ないため、高級な木材と言われ、 また古くから桐の木は鳳凰の止まる木と言われ、とても神聖なイメージが持たれてきました。 そのため家紋や、高貴な身分の方の刺繍にも使われてきました。 桐たんすは古くから女性が嫁ぐ際に持ち込む嫁入り道具の一つと言われていました。今でも伝統の文化を大切にされるご家庭では、女の子が生まれると桐の木を植えられます。桐はその成長の早さも特徴で、ちょうど女の子がお嫁に行く頃には、桐の木がタンスが作れるほど大きくなることや、その防虫性や、日本のように湿気や乾燥、また温度の変化の激しい場所でも柔軟に対応という点も相まって、古くから嫁入り道具の定番になったのです。 今でも成人式の振り袖や、大切な衣装、それだけではなく思い出の品などもしまっておかれる方も多い桐たんす。 お手入れをすることによって何代にも渡って使い続けることができます。 またどうしても家のインテリアに合わない、大きすぎて部屋に置けない、といったお悩みを持たれる方は、 是非一度当サイトにご相談ください。作り変えのご相談も受け付けております。