桐箪笥は昔から日本の気候風土にマッチしており、防虫防湿効果、防火性に優れ、着物を多様していた時代の方には必需品とされていました。 しかし現代では桐箪笥を家に置くなんて、デザイン的にも似つわしくない。桐箪笥はお年寄りの家みたいになってしまうといった理由から、 桐箪笥を家に置く人が少なくなってしまいました。 ところが今、桐を使った現代的なデザインのチェストや小物入れなども登場し、また桐の持つ力が注目されつつあるのです。 着物用の大きな桐箪笥の相場は大きなものや高級なものになると、10万近く、あるいはそれ以上になり、 価格や大きさの都合上、若者世代にはなかなか手が出にくいものとなっていますが、部屋でも使いやすいサイズのものであれば1万円~5万円ほどで売られています。またデザインも部屋に合わせ、アンティーク調や女性に人気の猫足のクラッシック調のものなども販売されています。 今では桐箪笥のリメイクも見直され、色を塗りなおしてインテリアに合いやすいデザインにしたり、大きさを変えてタンスからテレビ台にしたりと使い方も様々にすることもできるようになりました。もちろん修理をして今でもそのまま部屋に置き続けている人もいます。 桐たんす修理業者には修理の際、塗り直しなどの簡単なリメイクができるところもあります。 是非一度相談してみてはいかがでしょうか?